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排卵障害

排卵障害とは 

卵子の発育が不十分で、毎月の排卵が正常に行なわれなくなることを排卵障害といいます。この排卵障害が重症になると、全く排卵が行なわれなくなる無排卵症となります。ほとんどの排卵障害の原因は、機能的失調によるものや心因的ストレス、肥満、体重減少、女性ホルモン剤の服用などによる視床下部に問題があるものです。

また、下垂体に問題があるものとして、下垂体腫瘍や薬剤服用の副作用などが原因で排卵障害が起こる場合もあります。その他、40歳未満で月経が止まってしまう早期閉経や多嚢胞性卵巣症候群などが原因となって排卵障害になることもあります。排卵障害の原因を調べる方法として、基礎体温測定、ホルモン検査、超音波検査などがあります。

排卵障害の診断法としては、基礎体温が月経から14日以上遅れて高温になったり、高温期が10日未満と短かったりする異常な二相性を示す場合や、高温期が全くない低温一相性を示す場合があります。

また、下垂体から分泌される黄体化ホルモンと卵胞刺激ホルモンが卵巣に働きかけることでエストロゲンという女性ホルモンが分泌されます。黄体化ホルモンと卵胞刺激ホルモンの分泌が低下している人は視床下部や下垂体に問題があると思われます。また、黄体化ホルモンだけが異常に高い場合は多嚢胞性卵巣症候群の可能性があります。

卵巣の働きが悪い場合は黄体化ホルモンと卵胞刺激ホルモンの値が高くなります。卵巣機能の低下は排卵障害が起こりやすいため、早期の発見と治療が必要です。