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排卵障害

多嚢胞性卵巣 

多嚢胞性卵巣とは、卵巣に卵胞がたくさん発生して、排卵が困難になる病気を言います。多嚢胞性卵巣は、無排卵、稀発月経、月経不順、黄体機能不全など症状は様々です。この場合、黄体化ホルモンや男性ホルモンの値が高くなることが多いのですが、なぜそうなるのかはまだ解明されていません。

典型的な多嚢胞性卵巣の症状を示す人がいると思えば、多嚢胞性卵巣に類似した症状や検査結果を示す人もいます。典型的な多嚢胞性卵巣の場合は早い時期からの月経不順が多くみられるようです。多嚢胞性卵巣の原因は現在のところはっきりとは分かっていません。このため根本的な治療法が見つかっていないのも事実です。

不妊で多嚢胞性卵巣症候群の場合は、排卵障害が原因となっている可能性が高いと思われます。この場合の治療法としては、肥満がある場合など、食事療法や運動療法で体重を減らしていく方法が有効であると言われています。肥満が無い場合や肥満を改善しても排卵が見られない場合などは、排卵誘発剤を使用します。

一般的に使用されるのはクロミフェンという排卵誘発剤です。これによって多胎の確率が上がりますが、多嚢胞性卵巣症候群が起こることはないと言われています。近頃注目されているのは、メトフォルミンという糖尿病の薬です。インスリン抵抗性を改善する働きがあり、欧米では多嚢胞性卵巣症候群の治療に広く使われています。日本では、メトフォルミンとクロミフェンが併用されることが一般的です。