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排卵日の予測

排卵とおりもの

排卵日を知る方法のひとつに「おりものの変化」を見る、というものがあります。

しかしこれはなかなか難しい判断方法です。民間伝承の方法のなかでも、かなり不確実な方法であることは否めません。

 

おりものは、医学的には「子宮頸管粘液」というそうです。子宮や膣の粘膜から分泌される粘液のこと。

おりものには大切な役割があります。膣内を適度に潤すことで、細菌が侵入してくるのを防ぐバリアとして働いています。

この働きによって、老廃物や古い細胞などを外へ排出しています。

普段、膣内は酸性に保たれていますが、そのままだと精子も侵入しにくいのです。そのため、排卵が近づくと精子が侵入しやすいアルカリ性へと変化します。

この「アルカリ性へ変化させる」のも、粘液の働きであるため、排卵が近づくとおりものが増えるのです。

 

病気や不調でも、おりものは増える

月経周期が28日周期の人の場合、おりものは月経開始日より8~10日頃から多くなります。粘り気も強くなり、ふだんとは違う状態にもなります。

排卵日が近づいてくると、膣内の水分量が多くなり、卵白のような状態になるまで増えていきます。これは膣内をアルカリ性に変化させるためです。

この状態は2、3日ほど続きます。おりものの粘性が高まり、色が卵白のような状態から透明に変化すると、排卵日が近いということです。

しかし注意が必要なのは、おりものは元々、自浄作用として働いているので、変化が出るのは体調不良の可能性もあるということです。

特に疲れているときは、免疫力が下がるためおりものにも変化が出ます。それを排卵と勘違いすることも。

おりものの変化で排卵を知るよりも、やはり基礎体温をつけておき、排卵検査薬を使う方が確実です。